新生児から離乳食が始まるくらいまでの赤ちゃんには、あまり水分補給に関して気にすることもないでしょう。
赤ちゃんにとって必要となる、栄養分も水分もすべて母乳から得ることができます。
しかし離乳食が本格的に始まり、母乳の量も少なくなり始めたら、水分を与えることが必要になってきます。
小さな赤ちゃんや子供は特に代謝が活発ですし、夏場には汗もたくさんかくのでこまめな水分補給が大切です。
では赤ちゃんや小さな子供にはどんな飲み物が適しているのでしょうか。
緑茶などにはカフェインも多く含まれていれるので、麦茶やお水などが一番おススメです。
赤ちゃんには、大人用に作った麦茶をさらに水で薄めたものが良いでしょう。
中にはあまり水や麦茶を飲んでくれない子供いるので、ついつい甘いジュースなどを与えてしまいがちです。
しかし、甘いジュースなどは小さいうちから与えない方が良いでしょう。
虫歯の原因になることと、血糖値が乱高下してしまう甘い飲み物は、子供の発育にとって良い影響は与えません。
赤ちゃんには水道水ではなく、市販のミネラルウォーターか、水道水を一度沸騰させてカルキ抜きをした白湯(さゆ)がおススメです。
飲みなれた哺乳瓶や子供用のストロー付きマグに入れて、飲ませてあげましょう。
ただし、ミネラルウォーターは軟水を選ぶようにしましょう。
海外のミネラルウォーターによくある硬水を飲ませると、腎臓が未熟な赤ちゃんは、余分なミネラル成分を体外に排泄することができないので、腹痛や下痢になってしまう可能性があるそうです。
また冷たい飲み物を子供に与えるのも控えましょう。
お腹やカラダを冷やしてしまい体調を崩すこともあるので、季節を問わず、常温のお水を飲ませてあげるようにしましょう。
普段の食事からも水分は摂れているので、子供が飲みたがらない場合は無理に飲ませる必要はありません。
Photo by Leonid Mamchenkov