3歳を過ぎると習い事を始める子が増えてきますね。
最初は楽しく通っていたのに、本人がやりたがって始めた場合でも、親の希望で通わせた場合でも、いつしか教室に行きたがらなくなってしまうことがあります。
どうしたら楽しく通って、習い事を身につけることができるようになるでしょうか?
そんな時は、行きたくない理由がなんなのか、子どもとゆっくり話しあってみましょう。
一方的に、行きなさいと説得するより、子どもが本音を話せるようになるまで、じっくり待ってあげましょう。
特に習い事の時間が近づくと腹痛を訴える、吐く、泣く、などの子どもは重症です。一度休ませてでも、子どもの心に寄り添うことが大切です。
●先生が苦手な場合
先生のいいところを伝えて、意識を変えてあげましょう。
厳しいコーチもいつも怒ってばかりいる訳ではありませんよね。
でも、それ以上の問題があると親が感じるなら、先生にやり方を改善してもらえるか相談をしてみましょう。
クレームでなく、先生を立てながら、変更してもらいたい点について伝えるのです。
それでも変化が望めない場合は、事務所にかけあって、別のクラスに変えてもらうこともやむをえないかもしれません。
●その習い事が嫌いな場合
その習い事そのものに強い苦手意識を持ってしまった場合は、一度習い事を中断してもよいかもしれません。
親からすれば、今までの分がもったいない、と感じるかもしれませんが、本人がイヤイヤ続けても上達はしませんし、月謝の無駄にもなりかねません。
数年後に子どもが自分から「また始めたい」と言ったら、きちんと話し合ったうえで、応じてあげるといいでしょう。
もちろん、簡単にやめる癖をつけないよう、話し合いも必要ですね。
子どもの気持ちを尊重しながら、どうすれば習い事が楽しくなるか親子で一緒に考えられるといいですね。
Photo by Loren Kerns