2歳ぐらいまではマナーというものを理解できませんから、遊び食べをしていてもしょうがないでしょう。
ですが、3歳ぐらいからはある程度、いいこと悪いことを理解できるようになりますから、食事に関してのマナーも教えてあげなくてはいけません。
もちろん楽しく食べるというのが食事の基本ですが、楽しいとマナーを守らないというのはイコールではありませんよね。
マナーは成長すれば自然に身につくものではありません。
逆に小さい頃からしっかりしつけておかないと、マナーの悪い子どもに育ってしまいますし、いやがられたり、嫌われたりする原因にもなります。
ただ、食事マナーが悪いパパだと、しつけをするのが難しいでしょう。
子どもは親の行動を見て、自然とそれを真似してしまいますから、パパのマナーが悪いと子どもも当然悪くなってしまいます。
ですので、子どもにきちんとした食事マナーを教えるためには、パパにも協力してもらう必要があります。
ですがマナーが悪いことをダイレクトに指摘されると、パパも面白くありませんし、きちんとしようという気もなくなるでしょう。
また、子どもに「パパみたいな食べ方をしないでね」というのも良くありません。
一番効果的なのは、パパに対して「子どものお手本になってね」というように、自分から気をつけられるような声がけをすることです。
子どもの目を意識して、自分がお手本にならなければと思えば、パパも食事マナーに気をつけるようになってくれます。
否定すると反発するものですが、お願いをすれば悪い気もしないので、うまく乗せてお手本になってもらいましょう。
Photo by Juhan Sonin