今や、どこに住んでいても、いつ規模大きな地震が起こるかという不安を抱えている方も多いでしょう。
東日本大震災はまだ記憶に新しいですし、その前の阪神淡路大震災だって遠い昔のことではありません。
しかも、ここ数年は強い地震が増えていますから、子どもを危険な目に合わせないためには、地震対策をしっかり行っておく必要があります。
家にいるときに地震が起こった場合、もっとも怖いのは家具の転倒です。
もちろん火も怖いですが、これはすぐに消すなどの対処ができますが、大型家具は大人でも倒れてきたら防ぐことは出来ません。
ましてや小さい子どもだと、致命傷にもなりかねませんので、子どもに家具が落ちてこない地震対策はとても大切です。
基本としては、子どもが寝る場所、遊ぶ場所などには大型家具を置かないということです。
ただし、間取りによってはそこしか置けないということもありますから、そんな場合には転倒防止ロックを必ずつけておきましょう。
そして、もう一つ対策をしておきたいのが、食器棚や本棚です。
こういった家具は家具自体が倒れなくても、中の食器や本が落ちてくる可能性があります。
食器が割れると非常に危険ですし、本も打ちどころが悪ければ大きな怪我をしてしまいます。
食器棚の場合は、扉や引き出しが簡単にあかないように開閉ロックをしておきましょう。
本棚は重たい本は下の方に、上の方には軽いものを置くというように、どんなものでも重いものは下に置くようにしてください。
また、壁掛けタイプの鏡や時計なども、地震の時に落ちやすいものですから、しっかりとロックをしておくと安心ですね。
Photo by Paul Schultz