子どもは予測できない行動をしてママやパパをヒヤリとさせることがあるのですが、情報を共有することでヒヤリハット事例を減らせると考えられています。
日常生活の中に潜んでいるヒヤリハット事例をチェックして、原因になるものを取り除いたり、対策をすることが大切です。
●熱いものに触ってヤケドをする
子どもは熱いものに対する認識が低いため、フライパンや熱いお湯が入ったコップ、炊飯器の蒸気などの危険が解っていません。
ウォーターサーバーを設置している家庭では、お湯が出る部分を触っていてヤケドをしそうになったケースも多く見られ、チャイルドロックをかけるなど、注意しておく必要があります。
●歯ブラシや綿棒での事故
歯ブラシをくわえたまま歩いていて転倒した場合には、喉を突いてしまう危険があります。
また、子どもだけでなくママやパパが耳掃除をしている時には、ぶつかって綿棒が耳の奥に入らないようにしなければいけません。
勝手に綿棒を使っていた子どもの事例もあるので、手が届かない場所に保管するようにしましょう。
●刃物を触っていたケース
気がついたら子どもがハサミや包丁を触っていたケースも多く、引き出しなどに片付けていても、子どもが開けないように工夫する必要があります。
刃物だけでなく先の尖った文房具やフォークやお箸などの食器の管理も丁寧に行いましょう。
子どもが引き出しや戸棚を開けられないようにガードするグッズも販売されているので、特に刃物が入っている場所はしっかりと閉めるようにしましょう。
Photo by Ben Grey