妊婦健診というのは、親としての自覚や責任を実感できる貴重な時間です。
もちろん赤ちゃんが生まれてくれば、男性でも子供を持つ実感が湧きますが、やっぱり毎日お腹の中での成長を感じられるママとは温度差があるものです。
エコーお腹ので赤ちゃんの様子を見れば、赤ちゃんが無事に成長しているか確かめられたり、父親になる実感が増すという重要な時間でもありますから、ぜひ、パパにも妊婦健診に付いてきて欲しいという方も多いでしょう。
ただ、産婦人科は圧倒的に女性が多いので、男性からするとなかなか行きづらいものです。
性格にもよりますが、女だらけの場所に行くのは嫌というパパも少なくないようです。
女性は日々成長する赤ちゃんを体で感じることができますが、男性は赤ちゃんができたといっても体には何の変化もないので、いまいちピンとこないという方も多いので健診の大切さもわかりません。
そんなパパに一緒に産婦人科に行ってもらうには、まだ生まれていなくても赤ちゃんが存在しているということをしっかり意識できるようにするのがいいでしょう。
例えば、お腹の赤ちゃんに声をかけてもらったり、一緒に赤ちゃんグッズを選んだりすると、パパでも実感が湧いてきます。
また、お腹にいても声が届くことなど、ママが得た知識をどんどん教えてあげましょう。
いきなり「健診についてきて」というより、このようにして赤ちゃんの存在を意識に植え付けておけば、意外に抵抗感もなくOKしてくれます。
本当なら子供は夫婦で育てるものですから、健診も一緒にいくのが当たり前なのですが、「行きづらい」「実感がわかない」というパパの気持ちもくんで、健診に行こうと思う気持ちの土台作りをしてあげるのがおすすめです。
Photo by Felipe Fernandes