「げんこつやまのたぬきさん」など、誰でも知ってる童謡が子どもの脳に与える良い効果はたくさんあって、驚かされます!
子どもの成長に歌は欠かせない要素なのですが、なぜ歌が子どもの成長に関わるのかというと、歌から子どもはいろいろなことを学ぶからです。
特にわらべ歌は言葉の発達に大切な要素だという意見も多く、リズムよく歌詞が流れていくことで言葉を覚え、さらには文章にすることを覚えていきます。
日本独特のわらべ歌は子どもでも歌えるようなものが多く、幼児期に入るとさらに音感やリズム感を身につけていきます。
生まれて間もない頃は母親が歌う歌に安心感を覚えていたのですが、2~3歳頃になると自分で歌うことで楽しくなる、言葉を覚える、文章にすることができるようになります。
さらに5~6歳になる頃には社会のルールや人を思いやることをわらべ歌から学ぶことができます。
これは子どもが歌の意味を理解しているということになりますし、情景を思い浮かべることでより情緒豊かな子どもへと成長していくこともできるのです。
そして体と連動する歌は脳に大きな刺激となり、脳の成長を早めてくれますから、2~3歳頃から手遊び歌をはじめ、体全体を使う歌を歌うことは成長にとてもいい影響を与えます。
子どもはまだ歌詞の意味を考えるということはせず、体全体で受け止め、自然と理解していきます。
そして歌を楽しく歌うことが楽しいというプラスの感情となってさらに成長速度を早めてくれるのです。
実際に脳生理学者もわらべ歌は子どもの成長に欠かせないものとして、本を出版しているほどです。
子どもの健やかな成長のためにも、幼稚園や保育園外の家の中でも歌を取り入れてみてはいかがでしょうか。
Photo by ~My aim is true~