ヘルパンギーナは乳幼児に多いウイルス性の感染症です。
病名から想像するとなんだかとても厄介な病気に思えるかもしれませんが、一般的には夏風邪と呼ばれています。
初夏から夏にかけて増えるので夏風邪と呼ばれていますが、単なる風邪と軽視出来ません。
というのもヘルパンギーナに感染すると高熱が出る事が多いからです。
症状にも個人差はありますが、突然高熱が出る事もあるため、ママもびっくりしてしまいます。
ヘルパンギーナは高熱以外にも特徴がありますので、もしも突然高熱が出たら口の中をチェックしてみましょう。
ヘルパンギーナの特徴として、口の中に口内炎や喉が腫れるという症状もあります。
口内炎や喉の痛みという症状が出るので、子どもは食事を食べられなくなります。
他には熱が出るので関節が痛くなる事もありますが、これは子どもだけでなく大人も感染します。
健康なら抵抗力がありますので感染のリスクも低くなりますが、体調不良時や夏バテで免疫力が低下している場合は、子どもから感染する事もあるので注意しましょう。
ヘルパンギーナは夏風邪と言われていますが、病院に行っても対処療法しかできません。
高熱が続く場合は脱水状態になるため、こまめに水分補給が必要です。
口内炎や喉の痛みが強い場合は、しょうゆの味のものや、酸味のあるジュースなどを飲ませるとしみて嫌がることもありますから、白湯やスポーツドリンクを水で薄めたものがおすすめです。
大抵は2日から3日で回復していきますが、熱が下がらない場合は早めに病院に行きましょう。
Photo by Leonid Mamchenkov