子どもたちはプールで遊ぶのが大好きですね。
しかし、プールでの事故は毎年たくさん起こっているのも事実です。
子どもをプールで遊ばせる時の事故を防ぐためには、どのような事故があるのか、そして、それを防止するための対策を知っておく必要があります。
夏場に起こる水の事故は後を絶たないですが、海や河川に次いで多いのが、プールでの事故です。
プールには危険がたくさんあることを十分に知っておきましょう。
プールでの事故には、溺水事故、転倒事故、飛び込み事故の大きく3つの事故があります。
泳いでいる時や水遊び中に溺水事故は起こります。
バチャバチャを手足を動かす激しい動きをイメージしがちな溺水事故ですが、実際、子どもが溺れた時には、そのような動きはありません。
声も出せない、手足もうまく動かすことが出来ないので、子どもが溺れていても、周囲が気がつかないことがとても多いのです。
浮き輪をしていても、どんなに浅くでも小さい子どもは溺れる可能性があることを知っておきましょう。
大人の手の届く範囲で遊ばせること、目を決して離さないことがプール遊びでの鉄則です。
また、コンクリートやタイルでできているプールサイドはとても滑りやすいです。
水際は特に滑りやすいので、歩いているだけでも転倒事故が発生するものです。
ついつい楽しくて、走ったり、ふざける子どもがいますが、とても危険なことです。
入水時に、プールの底や壁面に頭を強打する事故もたくさん起きています。
勢い良く飛び込んだら水深が浅くて、事故になるケースも毎年たくさんあります。
小さい子どものうちは、決して飛び込みをさせないように、大人は十分に見張っておきましょう。
Photo by Loren Kerns