ベビーカーは日々進化しており、子どもにとって快適な乗り物となっていますが、乗せ方や注意点の基本は変わりません。
では子どもをベビーカーに乗せるときにどのような乗せ方が基本で、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
乗せ方の基本ですが、A型ベビーカーであれば完全に首がすわるまで寝かせたまま乗せるようにしましょう。
外がよく見えるから、首が大体すわってきたからと言う理由でシートの角度を少し上げる方がいますが、首がすわるということは首と頭を支えるだけの筋肉ができたと言うことです。
つまり首がしっかりすわっていない内は重たい頭を首の骨だけで支えることになりますから赤ちゃんにとっては負担となります。
お座りの体勢で乗せるときも同じことが言えるのですが、赤ちゃんの成長に合わせて角度を替えてあげましょう。
注意点としてはベルトをしっかりすることが挙げられるのですが、実はベルトをしていないために赤ちゃんが落下する事故は多いです。
ちょっとの距離を移動するだけだから、おむつを替えたいからなどという理由でベルトを止めずに乗せてしまうことが多いようなのですが、ベルトは赤ちゃんの命綱ですからしっかり留めるようにしましょう。
また少し大きくなった頃、ベビーカーの折りたたみの時に、開閉部に子どもの指を挟んだり、最悪の場合、切断になってしまう事故も怒っているようです。
子どもは興味を持って触りたがることがありますが、ベビーカーの開閉時は目を離さず、子どもが手を出さないように気をつけましょう。
ほかにも油を挿すなどメンテナンスをしっかりすること、ベビーカーの金具に上の子を乗せないなど様々な注意点があります。
まずは購入したベビーカーの説明書をよく読み、赤ちゃんが快適にベビーカーに乗ることができるよう心がけてみませんか。
Photo by Leonid Mamchenkov