子どもには必ず反抗期がやってきます。
最初は魔の2歳とも言われる頃ですが、何に対してもとにかくイヤイヤばかりで全く言うことを聞いてくれなくなります。
今まで天使のように可愛く思えていた我が子も、まるで言うことを聞かずわがままばかり言うようになるので、悪魔や怪獣のように見えるというママもいます。
大騒ぎする子どもに、つい感情的になりママもヒステリックに怒ってしまうと、子どもはさらに暴走してしまうのです。
反抗期だとわかっていても、何をどうしたらいいか分からず、パパに相談しても放っておけばそのうち解決するさ、と他人事のように言われてしまいます。
わがままばかり言う子どもを叱りつけると、そんなに叱らなくてもいいのにと助け舟を出すパパもいます。
反抗期というのは子どもが親を試す時期とも言われています。
自分が無理難題を押し付けた時、親がどう対応するかによって自分への愛情を確認しようとしているのです。
この時全てわがままを受け入れても子どもは満足しませんし、頭ごなしに叱りつけても満足できません。
まずは子どもの話に耳を傾けてみましょう。
あまりにもしつこいので、つい聞いているフリをしてしまう事がありますが、子どもは親の反応をしっかり見ていますのですぐにバレてしまいます。
とことん向き合い話を聞く、これだけでも子どもは愛されていると感じる事が出来ると言います。
言葉で言うほど簡単ではありませんが、子どもが反抗期を迎えたら親も真剣に向き合う姿勢が大切です。
親の愛情をもって反抗期を通過させてもらった子は、自己肯定や自信をもって、これから先の困難にも立ち向かっていけるようになるはずです。
Photo by Loren Kerns