この時期はまだ反抗期なので、何に対しても不満を持ち駄々をこねることがあります。
子どもは駄々をこねる事で、親の愛情を試しているとも言われていますが、この時期にはやっていい事と悪い事を教える機会でもあります。
駄々をこねる事で自分の意見が通ると学習してしまうと、それ以降も自分の意見が通るまで駄々をこね親を困らせるようになってしまいます。
ある程度は子どもの希望を聞いてあげるのもいいのですが、言いなりになるのではなくダメな事はダメとはっきり覚えさせましょう。
子どもが駄々をこねる時というのは、必ず理由があります。
この理由を見極めうまく対処するのも、重要なポイントです。
疲れていたり眠くなったりすると、甘えモードに入るのでその要求が通らないと駄々をこねる傾向があります。
冠婚葬祭など大人の都合で子どもも仕方なく付き合わなければいけない時も、自分のペースで行動できないため駄々をこねる事で対抗しようとします。
親に理解して欲しいとか、褒めて欲しいと思った時に、親が上の空でいると自分への愛情を感じられず不安になり駄々をこねる事もあります。
駄々をこねている時はわがままを言っているように思えてしまいますが、子どもが何らかのサインを送っていると考えればパパやママの気持ちも変わってくるのではないでしょうか?
時にはダメな事を教えるのも大切ですが、子どもが何を要求しているのかを考えてみましょう。
そうすれば意外と簡単に答えが見つかる事もあるのです。
Photo by Donnie Ray Jones