「おもちゃを片付けなさい!」「ゴミはゴミ箱に捨てなさい!」「時間を守りなさい!」などなど、子育てをしていれば、ほぼ毎日同じことを繰り返し注意していないでしょうか?
子供が言いつけを守れないのは、まだ意味が分からない、必要性を感じないということもありますが、子供の行動を見ていて気がつくのは自分と似たような行動をしているということです。
子供は親と同じような行動をしますし、同一視するところがあるので、パパやママの行動によって子供の行動も変わるのです。
例えば、綺麗好きなママを毎日見ていたら、自然と物を片付けるようになります。
逆に、ママ自身がすぐに片付けをしなかったりすると、子供も片付ける習慣がつきません。
パパが洗濯物をそのままにしていたら、子供も脱いだら脱ぎっぱなしとなってしまうことが多いのです。
他にも、すぐに怒ったりイライラすることが多かったりすると、子供も怒りやすくなってしまいます。
子は親の鏡と昔から言われるように、子供の行動というのは、実は自分がしている行動なのかもしれません。
ですので子供にいろいろ注意する前に、パパやママは自分の日々の行動を客観的に見直してみましょう。
整理整頓は出来てるでしょうか、時間に余裕を持って行動しているでしょうか。
自分では無意識のうちにやってしまっていることが、子供の行動や言動に影響を与えていることもあるので、パパやママがお手本となれるような行動をしていくことが、結果的に子供のしつけに繋がるのですね。
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