もともと女性の方が衛生面には神経質なので、子どもが生まれたら当然のように衛生には気を使います。
子どもは不衛生にすることで起こる感染症や疾患のことなどは知りませんから、自分では気をつけることができません。
また、汚いものと綺麗なものの区別もつきませんし、手洗いなどで清潔しなくてはいけない本当の意味も分からないので、衛生に関しては親がしっかりする必要があります。
そうは言っても、ママはいろいろと忙しいので、例えば公園で遊んでそのまま手づかみでお菓子を食べても気がつかないこともありますよね。
土には大腸菌などいろいろな細菌がいますから、手を洗うか殺菌効果があるウエットシートなどできちんと清潔にしておかないと何かに感染するリスクも考えられます。
ただ、男性は清潔に対して細かく気を使わないので、悪気はないものの子どもの衛生管理に関しても無頓着なパパが多いですね。
「パパが見てくれているから大丈夫」と思っていたら、泥だらけの手でおやつを食べてたなんてこともありますから、しっかり指導しておきましょう。
指導の方法はすべての事項に関して行うとかなり大変なので、まずはピンポイントで手を洗うことを徹底してもらうのがいいでしょう。
食事やおやつの時はもちろん、外遊びから帰った時など、ママがちょっと忙しいシチュエーションでパパにきちんとやってもらえると安心です。
必ず石鹸を使って、爪の間、手のシワ、手の甲まで洗い、20秒以上まんべんなく水ですすぐというのを教えてあげましょう。
一つでも衛生面に気を使うことを覚えれば、歯磨きなどにも気を使ってくれるようになるかもしれません。
Photo by Ronnie Meijer