きょうだいの年齢差によって、いろいろなメリットとデメリットがあります。
年齢差が1~2歳と、近いきょうだいの場合には、子ども同士で一緒に遊んでくれるものの、おもちゃの奪い合い、小競り合いが毎日のように絶えません。
年齢差が近いきょうだいを持っているママは、きょうだいケンカに頭を悩ませるものですが、この日々の争いごとによってコミュニケーション能力が磨かれるというメリットがあります。
幼稚園や小学校などの大勢の子どもたちがいる中でも、年齢差の近いきょうだいがいる子どもは、比較的、他の子どもたちともうまく関係を築く能力があります。
しかし、幼稚園から大学になるまで、ずっと就学時期が重なるので、教育費も一時的にかなり負担が大きくなってしまうことがデメリットと言えるでしょう。
きょうだいの年齢差が4歳以上開けば、親にも上の子どもにも心の余裕が出てきます。
4歳にもなれば、上の子どもは幼稚園などで友だちとしっかり遊んでくれるようになるので、ママも心に余裕を持って下の子どもの育児に専念出来ます。
また、上の子どもも赤ちゃんのお世話をしてくれたりと、育児にも協力的なことなどもメリットです。
しかし、下の子ばかりにかまってしまいがちになるので、ママとしては上の子どもにもしっかりと愛情を注ぐように注意が必要です。
就学時期が重ならないので、経済的に余裕が出来ることもメリットですが、きょうだい同士があまり遊んでくれないことや、トータル的に子育て期間が長くなるので、PTA関係の仕事が大変になるというデメリットも出てくるようです。
Photo by Kevin Dooley