ママ友は、自分の友達と違って子供の付き合いというのが絡んでくるので、「ちょっと合わないなぁ」と思っても、無下にすることはできないでしょう。
自分のちょっとした言動のせいで、子供が嫌がらせをされたり、他のママさんに変な噂をたてられてしまったら大変です。
子供が大きくなって、自分で世界を作っていくようになるまでは、ママ友というのは子育てに欠かせない存在なので、とにかく気を使わなくてはいけません。
そんなママ友関係の悩みで多いのが、遊びに来るとなかなか帰ってくれないということです。
もちろん、ママ友同士でお家の行き来があるのはよいことですが、慣れてくると、夕方を過ぎても帰らなくなってしまう非常識な人もいます。
夕方は夕飯の準備をしたり洗濯物の後片付けをしたり、お風呂の用意など何かと忙しくなる時間帯なので、いつまでも帰ってくれない、というのは困りものです。
こういう場合、ストレートに「帰って欲しい」とは言えませんから、まずは遠まわしに子供に「そろそろお遊びは終わり~」と声をかけて片付け始めましょう。
ママ友が「帰る」と言ってなくても、「今日は来てくれてありがとう。楽しかった!」というように、帰りの挨拶のようなことを伝えてみてください。
普通ならその時点で気がついて、「ではそろそろ」となります。
もしもまったく帰る気配がなかったら、「申し訳ないんだけど、うちは○時からお風呂に入れる習慣なんだ」と言って帰ってもらいましょう。
「夕飯」と言ってしまうと、「じゃあ一緒に」なんてことになりかねません。
あくまでも子供の生活リズムを盾にして帰りを促すようにすれば、角をたてずにママ友に帰ってもらうことができます。
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