乳幼児から幼稚園、保育園ぐらいまでの子供というのは、本当に目が離せません。生活のすべてをママが面倒見てあげなくてはいけませんよね。
たまに誰かに預けることができればまだましですが、パパも仕事で忙しい、実家が遠いという方だと、自分の自由な時間がなくて息が詰まってしまうでしょう。
乳幼児なら、手間はかかりますが、まだまだ可愛い時期なので耐えられるかもしれません。
ですが、年中や年長さんになってくると、言葉を覚えていくうちに口答えをしたり生意気なことを言うようになります。
こうなると、手間はかかるし癪に触るしでストレスがどんどん溜まってしまうでしょう。
でも、そんなのも長くは続きません。
子供はいつまで経っても自分の子供ですが、一緒に行動をして生活するというのは、大きくなるまでのほんの数年です。
思春期を迎えれば、子供は親から離れて自分の世界を持つようになります。
そうなると、金銭的な面でしか頼られない、という状態になっていきますし、時間を子供に取られることはなくなるのです。
小さいうちは、意思の疎通が上手くいかなくてイライラしたり、こんな育て方で大丈夫かと不安になったり、いろいろな感情の中で子育てをしていくものです。そのため精神的に追い詰められたり不安定になったりすることもあるかもしれません。
しかし、子供と寄り添って生きていけるのは、小さいうちだけです。
ですので、いつかは終わってしまう、ということを忘れずに、一緒にいられる貴重な時間を大事に過ごすことを優先してみてください。
そうすれば少しは気持ちも軽くなって、子育てを楽しめるようになりますよ。
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