子どもを英才教育しようというパパも多いようです。
子どもの優れた才能や能力を伸ばすために、ある特定の分野に特化した教育が英才教育です。
音楽などの芸術や、野球やサッカーなどのスポーツ、英語やフランス語などの語学など、英才教育の分野は実にたくさんあります。
こららの英才教育をしようとするパパの心理状況というのは、いったいどんなものなのでしょう。
やはり、自分の夢だったことで叶えることができなかったことを、自分の子どもに託していることが多いかも知れません。
しかし、この英才教育には、メリットがあるものの、デメリットもあります。
基本的に、英才教育とは、小学校以上の児童に対して、その才能を伸ばすための教育です。
最近の英才教育は低年齢化しており、未就学児童を対象にした早期の英才教育が盛んになっています。
子ども自身の才能や能力に関係なく、親の思いだけで、小さなころから英才教育を始めることが多くなっているようです。
もちろん、英才教育が子どもに意思に反していても、結果的にはそれで成功することもあるでしょう。
その結果に子どもも満足すれば、何も問題はないでしょう。
また、親の思いから始めた英才教育も、続けるうちに次第に子どもも積極的に練習や勉強に取り組むようになることもありますから、一概に早期の英才教育が悪いとも言えません。
一番良いのは、子どもに特定の分野での才能があり、本人もそれが好きであることです。
子どもの早期英才教育は、良いか悪いかの判断は、一概には言えないものです。
Photo by Quinn Dombrowski