なかなか寝てくれない赤ちゃんの寝かしつけ対策にはいろんな方法がありますが、手軽にできて効果的なのが「お雛巻き」（おひなまき）です。
助産師さんも推奨しているお雛巻きについて詳しくご紹介しましょう。
●新生児の寝かしつけに、お雛巻きがおススメ！
長い間、ママの胎内で守られていた赤ちゃんは、やはり外の生活にすぐには慣れないようです。
低月齢の赤ちゃんは広いところが苦手なことが多く、ママのお腹の中を恋しがって泣いていることもあります。
ママのお腹の中にいるような安心感を得られるのがお雛巻きで、これでどんなにぐずっていた赤ちゃんもすぐに泣き止んでくれることもあります。
お雛巻きは、正方形の布があれば出来ます。
普通のバスタオルでも十分に応用出来るので、わざわざ新しく用意する必要はありません。
正方形にたたんだバスタオルの上に赤ちゃんを寝かせて、おくるみのようにして巻いていきます。
赤ちゃんを丸くしてあげることができ、子宮の中のような環境になります。
赤ちゃんの身体がリラックスして安心することが出来ます。
●赤ちゃんはママの子宮の中で、身体をまーるくして育つ
背骨は後湾してＣカーブをしているのですが、生まれた途端に平らなベッドに寝かされることになります。
赤ちゃんの身体は反り返り姿勢が不安定になるので、身体に大きな緊張感をもたらすことになります。
この身体の不快感から、赤ちゃんがいつまでもぐずっている可能性があります。
お雛巻きは、赤ちゃんに安心感を与えてくれ、精神的な安定をもたらしてくれるものです。
寝かしつけにも効果的なので、ぜひ試してみてくださいね。
ただし、赤ちゃんが汗をかいたり暑がっているほど、分厚い毛布を巻いたりすると熱中症になる危険があります。気をつけましょう。
寝かしつけた後は、タオルをゆるめたり、呼吸が安定しているか確認すると安心です。
Photo by NICHD
