同じ月齢なのに、髪の毛がなかなか生えそろわない子がいれば、低月齢のうちから黒々と生えている子がいます。
髪の毛がいつまでも薄いとママは少し心配になってきますが、何か違いがあるのでしょうか。
●同じ月齢でも、髪が薄い子・もさもさの子がいるけど大丈夫!?
赤ちゃんは、髪の毛にも個性がたっぷりです。
特に低月齢のうちには、個人差も大きいようです。
髪が薄い子がいたり、低月齢でも、もさもさの子がいたり、かなり違いが見られます。
髪の濃さやくせ毛など、その子によって個性があるので、あまりにも薄かったり、もさもさだったりすると、ママは心配になってしまうかも知れませんね。
●赤ちゃんの髪質は、成長と共にころころと変化
産後すぐの赤ちゃんの髪の毛はとても細いですが、成長とともに生え変わります。
早い子であれば、生後3ヶ月には髪の毛が生え変わりはじめ、1歳前後になれば、たいていの赤ちゃんの髪の毛は抜けて、また新しい髪の毛に生え変わります。
産後すぐに髪の毛が薄くても、産毛が薄いだけなので、その後から生えてくる髪の毛はしっかりとした髪の毛になるので心配は要りません。
赤ちゃんの髪質は、成長と共にころころと変化します。
細く柔らかい産毛のような髪の毛から、次第に強くて太い髪の毛に変わっていきます。
髪の毛の量が多くて逆立つほど、もさもさの髪の毛をした赤ちゃんもいますが、この場合にも、成長とともに髪質が変化します。
●3~4歳前後に髪質が決まる
赤ちゃんの髪の毛が全て完全に生え変わるのは、おおよそ3~4歳前後です。
ですから、このくらいの年齢になるまでは、その子の髪質はころころ変わるので、他の子と比べて髪が薄い、もさもさだ、ということであまり心配する必要はないのです。
薄かった子が、成長するとふさふさになっていたり、その反対もあります。
●気になるパパの影響
パパが薄毛の場合、子どもの将来が気になるママもいるでしょう。昔から薄毛は父親から遺伝すると言われてきました。
しかし、近年、パパとママ、両方の遺伝が複雑に組み合わさることで、薄毛になりやすいかどうか決まることがわかってきましたし、なりやすい遺伝子の人でも、生活次第で薄毛にならないケースも少なくありません。
薄毛の遺伝が気になるママは、子どもに、『薄毛になりにくい健康な生活習慣』を身につけさせてあげるとよいでしょう。
例えば、塩や油の多すぎる食事、夜更かしや睡眠不足、運動不足、…これらは薄毛の原因につながると言われているので、『和食など薄味の食習慣』『早寝早起きの習慣』『スポーツを楽しむ習慣』が身に付くようにしてあげましょう。
Photo by Donnie Ray Jones