秋、冬、日照時間が少なくなると、うつ病になる人が増加します。
ただでさえ、育児でノイローゼになり気味のママたちは、秋冬にはうつ病になりやすい傾向があるので無理は禁物です。
●秋冬にはママのうつ病が増加!
毎日まいにち、育児に追われるママは、どうしてもストレスが溜まりがちになります。
子どももまだ小さいので、子どもとふたりきりで自宅にこもることも多いでしょう。
温かい季節であれば、近くの公園に子どもを連れてお出かけすることも多いですが、秋冬の寒い季節は公園遊びもなくなります。
このようなことで、秋冬にはママも育児ノイローゼや、うつ病になりやすいので注意が必要です。
例えば「感情が落ち込みやすく、悲しくなる」「怒りなど感情を抑えられない」「もの忘れがひどくなり、ぼーっとする」「何もやる気がしない」「こどもが可愛く思えない」「夜眠れない」などの症状が出たら、うつ病の傾向にあるので要注意です。
まずは、子どもを預けてしっかり休むことがおすすめです。
パパや実家など、周囲の力を借りて、まずは自分の心と身体を十分に休ませることが大切です。
●うつ病かも?と思ったら
十分に休んでもなかなかすっきりしない、という時には精神科に行って相談をしてみましょう。
精神科に抵抗があるママも多いかと思いますが、うつ病は気持ちの問題ではなくて、脳の働きに問題が起きた状態です。
気分が重たい、やる気がでないなどの心への症状と、身体がだるい、眠れないなどの身体への症状が、うつ病の初期症状として現れます。
初期のうちは早く治せますが、こじらせると悪化して治るのに時間がかかるようになりますし、最悪の場合は虐待や自殺にもつながりかねません。
うつ病は気力で解決できるものではないので、お早めに近くの精神科に相談して治療をしてもらいましょう。
Photo by Antoine K