生後2~3ヶ月くらいから始まる指しゃぶり。
指しゃぶりよりは衛生的かとおしゃぶりを与えてみたものの、手放せなくなってしまうことも多いです。
おしゃぶりや指しゃぶりは止めさせた方がいいのでしょうか。
●気になる!おしゃぶりとゆびしゃぶりは、やめさせるべき!?
おしゃぶりや指しゃぶりが大好きな子どもも多いですね。
赤ちゃんは口に触れるものは吸い付くという反射もあるので、ぐずる時や機嫌の悪い時などにも便利に使えるのがおしゃぶりです。
子どもを泣きやます手段として、おしゃぶりを使っているママも多いですが、日本ではおしゃぶりを長期的に使用すると、乳歯の噛みあわせに悪影響が出ると言われています。
また、おしゃぶりよりも指しゃぶりの方が歯並びに問題があるとも言われています。
●欧米ではおしゃぶりを推奨
しかし、欧米ではおしゃぶりがあった方がいいとされています。
おしゃぶりは、子どもが自立するための支えとなり、子どものストレスを軽減する大事な行為だとみなされているのです。
欧米のおしゃぶりは、歯並びが悪くならないよう工夫されて設計されているので安心して利用することが出来ます。
ですから、無理にやめさせない、そのうち自然と卒業できる、という考えが主流です。
●卒業するためのステップ 指しゃぶりからおしゃぶりへ
また、指しゃぶりの方が、後々まで長く続く傾向があります。
長時間指しゃぶりを続けることで、指がかさかさになってしまったり、ひどいと指が変形したりもします。
そして歯並びが悪くなるなどの弊害も出てきます。
ただ、これも無理にやめさせるのではなくて、可能であれば、まずはおしゃぶりなどに移行させたり、他の遊びに誘って子どもの心の不安を取り除くようにしましょう。
もしも小学校になってもまだ指しゃぶりが続くようなら、医療機関などで一度相談をしましょう。
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