赤ちゃんが泣くたびに心配になり抱っこしていると、抱き癖がつくから良くないと言われてしまうと、ママはどうしていいかわからなくなります。
確かに抱き癖をつけてしまうと、わがままな子に育ってしまうのでは?という不安もあります。
しかし泣いている赤ちゃんが自分を必要としているのに、そのまま放置しておくのも忍びない、こういう時はどうしたらいいのでしょうか?
抱き癖がつくから良くないと考えるのは少し年配の人に多いようです。
これは昔と今の時代の違いも関係しています。
今は生活も便利になっていて、家電を上手く使いこなせば、忙しいながらもママが赤ちゃんと過ごす時間が増えています。
昔は今のように家電も充実していませんでしたから、子育てと家事の両立も大変でした。
赤ちゃんが泣くからといちいち抱っこしている暇もない、これが抱き癖をつけないほうがいいという理由です。
赤ちゃんが泣くにも必ず理由があります。
時には甘えて泣く事もありますが、赤ちゃんは言葉を話せないため、泣く事でしか自分の気持ちを表現できません。
おむつが汚れて不快、お腹がすいた、こういう時に泣いてママに助けを求めます。
どうしたの?おむつ汚れていたのねと、ママが駆け寄り言葉をかけて赤ちゃんを抱き上げると、赤ちゃんは安心します。
この時幸せホルモンと呼ばれるホルモンが分泌され、赤ちゃんの脳を刺激します。
これは赤ちゃんの成長にも重要な意味を持ちますから、状況に応じて臨機応変に対応していきましょう。
Photo by Chip Harlan