育児中は衛生に気をつけているために、どうしても手洗いの回数が増えてしまいます。
手洗いを繰り返しているうちに、いつの間にか立派な「主婦の手」になっていることも多いものです。
特に冬は、空気が乾燥していることに加え、ノロやインフルエンザなど感染症を防ぐためせっせと手洗い・消毒を繰り返して、肌荒れがひどくなってしまうママが多く、あかぎれになるケースも少なくありません。
●まさか私が!ママのあかぎれデビュー
寒くなると誰でもあかぎれになりやすいですが、衛生面から手洗いが増えるママは特にあかぎれになりやすいです。
「まさか自分がなるとは!」と驚くママも多いようです。
一度あかぎれになってしまうと大変です。
何かに触れるたびに痛いですが、中には赤くガサガサになった皮膚がパカッと割れて出血したり、水仕事も出来ないほどに痛みがひどくなるケースもあります。
育児にも支障が出てくるので、あかぎれにならないような習慣を心懸ける事、そして、あかぎれになった場合には早めの対策が必要です。
●あかぎれを治す方法
あかぎれの原因は、手の水分、油分、栄養が不足すること、そして血行不良になることです。
あかぎれ対策では、まずハンドクリームが欠かせません。
ワセリンなどが含まれた保湿効果に優れたハンドクリームでしっかり手のケアをしてあげましょう。
関節は特に割れやすいので、しっかりと塗りこむことが大切で、マッサージしながら血行も良くしてあげましょう。
そして、水仕事をする時には面倒でもゴム手袋をはめること大切です。
水仕事を素手でしていると、せっかく塗ったハンドクリームもすぐに落ちてしまいますし、特に冬場は手が冷えるので血行不良になります。
使い捨てのビニール手袋などは安く手に入るので、面倒でも利用するようにしましょう。
また、寒い季節には、末梢血管の血流を促進する作用があるビタミンEをたくさん含む食品がオススメです。
アーモンドに特に多く含まれているので、あかぎれ対策におすすめです。
Photo by Lena