生後5カ月ころからずりばいを始める赤ちゃんも出てきますし、6カ月ころにはハイハイを始める赤ちゃんも増えてきます。
7カ月ころには多くの赤ちゃんが、すっかり動きも活発になり、一人で興味の示す方へどんどん進むようになっていくでしょう。
●早めに赤ちゃんだけのコーナーを作ろう
ずりばいやハイハイを始めると赤ちゃんの世界は一気に広がりますからママは気が気ではありません。
家のことができないということも出てくるでしょうし、ちょっと泣けば何かものにぶつかったのでは、誤飲ではと不安になります。
ハイハイ時期の赤ちゃんは自分の手が届くところにあるものなら何でも手に取り口に運ぼうとします。
ですから掃除や片付けは必須項目ですし、赤ちゃんの目線に立ってうつぶせになった状態で赤ちゃんの見える世界をチェックしてみてください。
中にはずりばいだけでハイハイをしない赤ちゃんもいますが、そのスピードは結構速いです。
最初のうちは成長に喜ぶのですが、徐々に家の中に何でも置くことができない大変さを身にしみて感じるようになります。
●おもちゃなどで楽しい場所に
お勧めはベビーサークルやベビーガードを使って、赤ちゃんが自由に動いても問題ない空間を作ってあげることです。
ベビーサークルなら四方八方を壁に囲まれた空間で赤ちゃんが安全に自由に動き回ることができますし、おもちゃが壁についたものもありますから多少大きくなっても使うことができます。
ベビーガードは1~2歳くらいまでの赤ちゃんなら乗り越えることはできませんから赤ちゃんの遊ぶ部屋を作って閉じ込め、ママが見えるようにしてあげるといいでしょう。
壁にウォールステッカーを貼ったり、ぶらさがるモビールなどを天井からつるせば、テーマパークのように楽しい空間に。
おもちゃやしかけなどを用意して、閉じ込められているというより、楽しい居場所だと認識してもらえるようにすると赤ちゃんも喜ぶでしょう。
Photo by Leonid Mamchenkov